今回はラプソディ・イン・レッドの感想をお話します。
インパクトのある表紙が気になり思わず手に取ってしまいました。
なぜ、血まみれの少年がピアノを弾いているのか気になります・・・
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あらすじ
正義感の強さゆえに喧嘩に明け暮れ、たった一人の家族とも分かり合えず、孤独を抱えていた高校生・寅雄。天才ピアニスト・治郎の導きをきっかけに、ピアノで“想いを伝え、人と繋がる”喜びに目覚め、音楽の世界へと身を投じていく!音が、音楽が世界を変える!!激情が胸を揺さぶる、新・クラシック音楽譚!
出典 https://younganimal.com/series/2021bfca96ab9
登場人物
大河寅雄
出典 ラプソディ・イン・レッド
母親と2人暮らしの男子高校生。
正義感が強く、優しい性格。いつもケンカをしているため周りからは問題児と誤解を受けている。
ピアノで想いを伝えられる事を知りのめり込んでいく。
月島治郎
出典 ラプソディ・イン・レッド
寅雄の近所に住むピアニスト。
自分のピアノの事を「俺の女」という少し変わった所がある。そのため妻に逃げられた過去を持つ。
寅雄の演奏を聞き弟子にすることを決める。
ラプソディ・イン・レッドの見どころと感想
世界とつながるために足掻く少年
正義感が強く、不器用な男子高校生それが大河寅雄です。
カツアゲを止めるために自らがケンカを仕掛けていくなどの問題を起こしていました。
そのため、周りだけでなく母親からも理解されず孤独と諦めを感じていました。
そんな中、寅雄の事を気にかけていたのが近所に住むピアニストの月島治郎です。
寅雄の耳の良さとたぐいまれなる表現力を見抜き、ピアノで想いを伝えるよう助言をします。
人と世界とつながる手段を見つけた寅雄は異常なまでにピアノにのめりこんでいきます。
治郎のコンサートに出ることになった寅雄は、寝る事を忘れるくらい課題曲の練習をしていきます。起きている間はずっと・・・
練習部屋の床に正の字がびっしりと書かれたA4用紙が何枚も落ちているのを見たときは鳥肌が立つくらいゾッとしました。
出典 ラプソディ・イン・レッド
また、演奏前の寅雄の言葉も寅雄の「人と世界とつながりたい」という願いが表現されていて印象的です。
今日は伝えなきゃいけないこと山程あるんだよ・・
何度も失敗して、どうしようもなくなっていた・・お前はその中で見つけた希望なんだ
だから手伝ってくれないかそれが出来りゃあ死んだっていいから
出典 ラプソディ・イン・レッド
寅雄の才能
作中で明かされてはいませんが、寅雄の才能は自分の感情を音に乗せることが出来る表現力と絶対音感だと思いました。
自分の話を聞いてほしいという押し込めていた想いが表現力の高さに繋がっているのかもしれませんね。
表現力はプロである治郎もうならせるほどで、その能力で救われた人たちがいます。
1人目はいじめられっ子の山田。彼は冒頭でカツアゲされていたところを寅雄に助けられていた少年です。
寅雄が治郎の弟子入りした後、学校の物置部屋で偶然再会しますが山田をいじめていた生徒に閉じ込められてしまいます。
その時に偶然あったピアノでショパンのポロネーズ第6番「英雄」を耳コピして演奏します。
寅雄の演奏で勇気を貰った山田はいじめを受けていること、寅雄に助けられたことを教師に告白・・・
出典 ラプソディ・イン・レッド
また、コンサートでの演奏の場面も圧巻です。
母親にずっと伝えられなかった想いを伝えるために渾身の音を届けます・・・寅雄の音を是非感じてみてください。
ラプソディ・イン・レッドのまとめ
世界と人とのつながりを渇望する寅雄が印象的な作品、ラプソディ・イン・レッド。
1巻の内容だけでも読み切り作品として見ても完成度の高いとおもいました。
次巻では、運命的な出会いがありそうな予感・・・
寅雄がどうなるか気になります。
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