悪の華道を行きましょうのネタバレありの感想を紹介

今回は 悪の花道を行きましょうの感想をお話しします。 

悪役令嬢ものは数多くあれど他の作品とは一味も二味も違います。

あらすじ

王子に捨てられた美貌の悪役令嬢セレスティーヌ。
醜い禿げデブオヤジといやがらせ婚の最中……突然よみがえる前世の記憶…！
そして…あれ!? でもなんかこの人…悪くない。ちょっと素敵かも……？
悪女として、そして枯れ専として、我が道を行くセレスティーヌの華道をご覧あれ！

出典　https://zerosumonline.com/detail/akunohanamichi

登場人物

セレスティーヌ

出典　悪の華道を行きましょう

主人公であり悪女 。元婚約者の王子の恋の相手に嫌がらせをしていたことを理由に醜い中年男性のもとへ無理やり嫁がせられることに。

結婚式の最中に、前世の記憶を思い出したことで「枯れ専」に目覚める。

旦那様

出典　悪の華道を行きましょう

セレスティーヌが暮らす国の宰相。非常に有能な政治家だが女好き・ 腹黒い・ 醜い見た目のために女性からは嫌われている。

セレスティーヌの愛情を受け生まれ変わる。

高カロリーの食事が大好物で、セレスティーヌに隠れて食べている。

悪の華道を行きましょうの見どころと感想

2人のギャップが面白い

美貌と教養の深さから社交界の華として羨望の眼差しを受けるセレスティーヌ。

冷酷だが、有能な宰相として絶対的な権力を持ち周りから恐れられている旦那様。

2人のもう一つの顔とのギャップが面白いです。

お互いに想っているからこそ暴走してしまう二人・・・

特にセレスティーヌの旦那様自慢は周りを困らせてしまうことも・・・

夜会で殿方の加齢臭の話になった時に「あの香ばしい香り、どきどきして眠れなくなりますものね」と話して周りから引かれたり・・・

旦那様のハゲはオプションだと薄毛の魅力を熱弁したりと・・・

心から旦那様を愛していることが伝わります。

旦那様も始めは女癖が悪い上に性格も最悪でセレスティーヌのことをイビり倒そうとしていましたが、セレスティーヌの愛情を一身に受けて別人のように生まれ変わりました。

出典　悪の華道を行きましょう

真実の愛に触れ、随分可愛らしくなりました。セレスティーヌに尻に敷かれて幸せそうです。

転生要素は必要？ 今後生かされるのか？

前世の記憶がよみがえり「枯れ専」に目覚めたセレスティーヌ。

そのおかげで旦那様と気持ちが通じ合い幸せな毎日を送っていますが、転生要素が前世の記憶だけなのはもったいない気がします。

現代の知識を使って面白く悪者を懲らしめたり、お金儲けしたりしてもいいんじゃないかなと思いました。

特に遺伝による薄毛を気にしている息子のマルクのために育毛剤を作るシーンがありましたが、そこでうまく設定を行かせてたら面白かったのではないかと感じました。

出典　悪の華道を行きましょう

社交界の華として活躍する セレスティーヌですが、今後転生設定が活かされるのでしょうか？個人的には現代的なドレスをデザインしてひと財産築いてほしいと思いました。

悪の華道を行きましょうのまとめ

悪者を容赦なく懲らしめる姿がスッキリする「悪の華道を行きましょう」

自分たちのことを悪役・悪女と名乗っていますが自分の正義を貫く2人の姿はかっこいいです。

今後の2人の活躍から目が離せません。 

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